パイラー事業
硬質地盤クリア工法
「建設五大原則」をバランスよく満たした工法
硬質地盤クリア工法 概要
「硬質地盤クリア工法」とは、砂礫・玉石や転石・岩盤層などの硬質な地盤でも圧入の優位性を損なうことなく施工できるように、当社独自の「芯抜き理論」を実用化し、新たに開発された貫入促進技術です。
圧入機と一体制御のパイルオーガで杭先端の直下地盤を掘削しながら、オーガの引抜きと同時にその隙間を埋めるように杭を地盤へ貫入させることができます。
掘削範囲は最小限で排土量は少なく、硬質地盤の克服と環境への配慮を両立しました。
硬質地盤クリア工法の特長
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最大N値50以上の硬質地盤への圧入を実現
●従来工法では施工が難しい玉石混じりの砂礫層や岩盤などの最大N値50以上の硬質な地盤への圧入施工が可能です。
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水上・傾斜地などの厳しい施工条件下での施工を実現
●施工システムのコンパクト化により、水上・傾斜地などの厳しい施工条件下での施工に最適です。また仮設桟橋等も必要としません。
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排土の抑制施工を実現
●独自の「芯抜き理論」により、掘削を最小限に抑えるため、排土を抑制し、周辺地盤を乱しません。
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転倒の危険性がなく、高い安全性を実現
●圧入機本体は完成杭をしっかりとつかむ機構のため、転倒の危険性はありません。また、パイルオーガと杭は独自のチャッキング機構で固定されており、高い安全性を保持しています。
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