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施工方法のよくあるご質問

普通の鋼矢板とゼロ矢板(NS・SP-J)の継手の勘合はできますか。

III型、IV型、IIw型、IIIw型は可能です。IVw型は、IIIw型を1枚入れることによって可能になります。ハット型鋼矢板(900ピッチ)は勘合できませんので、継手部の加工が必要です。

排水機能付鋼矢板は通常の機械で施工できますか。

通常の圧入機の建込部のチャックを交換することによって施工できます。対応機械はお問い合わせ下さい。

ゼロ矢板に排水機能付きが付いた鋼矢板は施工できますか。

ゼロ矢板は継手部をつかんで施工しますので、通常のゼロパイラーで施工ができます。

鋼管矢板の施工を計画していますが、岩盤や玉石層があります。どんな工法がありますか。

弊社では、鋼管杭を回転して圧入するジャイロプレス工法を扱っております。この工法は、硬い地盤でも施工ができます。又、既設杭に連続して施工するので、ノンステージング工法と併用すれば、ラフタークレーンやクローラクレーンで鋼管杭が建込出来なくても施工が可能です。

ジャイロプレス工法による鋼管杭回転圧入後の杭間の処理はどのように行うのですか。

一般的に鋼管杭間にアングル(例:L200×200×15)をジャイロパイラーを使用して圧入して隙間を埋めます。その他処理方法もありますので、詳しくはこちらよりお問い合わせください。

施工場所が狭く圧入機近くにラフテレーンクレーンが入れる場所が限られるのですが、施工は可能ですか。

現場条件によってはノンステージング工法によって可能な場合があります。この工法は施工する杭材を問わず、杭の搬送・吊り込み・圧入という連続作業を全て完成杭上で行う施工技術です。

上部障害クリア工法で施工出来る鋼矢板を教えて下さい。

II・III・IV型鋼矢板(400 mm幅対応機)、VL 型鋼矢板(500mm 幅対応機)の4 種類です。IIw・IIIw・IVw・VIL 型を施工出来る機械は今のところ存在しません。

鋼管矢板圧入を検討していて、地中に既設護岸などの障害物があることがわかったのですが、施工できますか。

鋼管矢板対応の鋼管クラッシュパイラーで対応できますが、施工効率の高い先端ビット付き鋼管杭を回転圧入する最新工法「ジャイロプレス工法Ⓡ(回転圧入工法)」をお勧めします。

鋼矢板を隣地ぎりぎりに施工したいのですが、施工できますか。

地盤の固さによって多少の離隔の寸法が必要な場合はありますが、ゼロクリアランス工法で対応できます。詳しくはご相談下さい。

ハット形鋼矢板対応の硬質地盤対応機はありますか。

現在はハット型鋼矢板対応の硬質地盤対応機:クラッシュパイラーが開発されましたので、対応可能です。通常の400、600のピッチとは対応N値が異なるのでお問い合わせください。

II・III・IV型鋼矢板の施工を検討で上空に障害物があるのですが、何メートル以上あれば施工できますか。

地盤によりますが、単独圧入又は、ウォータージェット併用で施工できる条件では最小1.55m で施工できます。例えば橋桁の下などでは、橋の防護でクリアランスが狭まる場合もありますので注意願います。その他の条件は検討させて頂きます。

ハット形鋼矢板(900mm)を使用する利点は、何ですか。

ハット形鋼矢板900 はハット形状の薄肉大断面形状を採用したことにより単位壁面積当たりの使用鋼材量が低減するとともに施工枚数減少による工期短縮、施工費縮減が可能です。 また、継手効率を考慮する必要のない効率的な構造設計が可能です。